今週のお題「餅」
僕の生まれたところには塩茶というものがある。各家庭でよび方は違うのかもしれないが、小さな頃からソレを食べていた、当たり前のように、塩茶にするか?砂糖醤油か?などと聞かれていた。正月も近くなると大量に餅をつき、みんなで餅を丸めた。そして、それから朝のご飯はほぼ毎日餅になる、ついた餅がなくなるまで、一冬に2度ほど餅をつくこともあったような気がする、うろ覚えだが。とにかく毎日餅だった、3時のおやつまでだ。
砂糖醤油、きな粉、ぜんざい、あんこの詰まった餅。
そして塩茶 。
餅を焼くなり、レンジでチンするなりして、味噌汁のお椀にいれ塩をひとつまみ、そこに温かい番茶をなみなみと注ぐ、ただそれだけ。
本当にただそれだけ。
ふふ。
おいしいですよ。
モチがあるとむしょうにやりたくなる。妻にはこの文化はなかったらしく、不思議そうな顔で見られます。お茶に塩いれるん?と。
簡単なところがまたいい。