机の上に放置してあるアイスの空箱に。
冷蔵庫から出してすぐ食べると、商品が口に張りつくことがありますので 云々
アイスがスティックから溶け落ちることがありますので、開封後は 云々
固い部分があるため、歯を痛めない 云々
などと、記載してある。
僕がまだ子供だった頃は、こういったことは書いてない時代だったような気がする。いつ頃からだろうか、このような文章が商品に記載されるようになった。
口に張りつくなんてことは「経験から学ぶ」事、アイスが溶けるなんてのも経験から。
僕は記載されることが当たり前ではなかった世代、
僕の子供は記載されているのが当たり前の世代。
これって怖いことだと思う。
夏の暑い日に、誰かにアイスを振舞ったとしよう。振舞ったアイスが口に張りついた。なぜ、あなたは、アイスが口にはりつくかもしれないと教えてくれなかったんだ!商品の箱を見せて欲しい!ほらここに書いてあるじゃないか!なぜこういう危険があると私に教えてくれなかったんだ!
アイスが溶けて私の大事なズボンにシミが出来てしまったではないか!商品の箱を・・・
商品に記載されている以上、メーカーに損害を賠償は出来ないのだろう、記載されてあるがゆえに、責任の所在が振舞った側に来てしまうのじゃないか・・・?
責任って・・・
いや、そんなことで怒るなよ・・・怒る人いるのか?それとも、会社は自分を守ることに必死になっているふりをして、大衆を消費者をバカにしてるのかしらん。
こえー!世の中こえー!
少数の大きな声で話す人たちのために、僕らの未来は息苦しいものになってきているのではないか、真面目で正義感が強くて肯定することが得意な人たちのおかげで。